見学にいこう! 仙台の博物館・資料館・記念館まとめ
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室(左上)、(公財)仙台観光国際協会(右上、右下)
こんにちは! KURASHITOのTomoeです。
少し涼しくなってきて、おでかけしやすい季節になりました。秋晴れを楽しみながら、知見を広げることのできる博物館を訪れてみませんか?
今回は仙台市内の博物館を40施設ご紹介! 文化庁によると、博物館とは「資料収集・保存、調査研究、展示、教育普及といった活動を一体的に行う施設」のことを指し、美術館や動物園、水族館なども含むそう。
今回は主に美術品を収集保管している「美術館」以外の博物館をまとめています。歴史や環境、震災や戦争、大学付属の博物館など、わかりやすく楽しく学べる施設ばかり。ぜひ参考にしてみてくださいね!
博物館に行く前にチェック!
せっかくのおでかけですから、博物館を思いっきり楽しむため事前に以下をチェックしておきましょう!
各施設の目的・用途
前述したとおり、「博物館」にはいろんな施設が含まれています。仙台の歴史や民族、文化について知りたいのか、自然について調べたいのか、もっと専門的な分野を学びたいのか、それぞれ目的が変わってきますよね。
という訳で今回は、以下の項目に分けてまとめてみました!
もちろん、複数のジャンルを展示・紹介している施設もあるので参考程度にご覧ください。
- 仙台の歴史・文化
- 自然・環境・生きもの
- 文学
- 技術・企業
- 乗り物
- 戦争
- 震災
- その他
入館料の割引制度について
どこでもパスポート
お父さん、お母さん必見! 仙台都市圏広域行政推進協議会が発行している「どこでもパスポート」を提示すると、小・中学生は県内の社会教育施設(一部を除く)を無料で利用できるんです~!
パスポートは小学校入学時に学校から配布されるので、そのまま中学校卒業まで継続して利用することができます。
市バス・地下鉄1日乗車券
仙台市営バスの市内区域と近郊区域内全線、仙台市営地下鉄東西線・南北線の全線を自由に何回でも乗り降りできる「1日乗車券」。提示すれば対象の施設の入館料が割引になるお得な制度があります!
割引率や利用できる範囲は各施設の公式Webサイトをご確認くださいね。
参考:仙台市交通局
るーぷる仙台
仙台の観光スポットを巡ってくれる「るーぷる仙台」! レトロな車体が可愛らしい循環バスです。
スポット間を楽々移動できるのはもちろん、こちらも乗車券を提示すれば割引サービスを受けられる施設もあるのでぜひぜひチェックしてください!
参考:るーぷる仙台
仙台まるごとパス
市バス、地下鉄、るーぷる仙台に加え、仙台・松島・松島海岸・山寺・白石駅区間のJRや宮城交通バスの指定区間など、広い範囲で2日間乗り放題のフリー切符「仙台まるごとパス」(おとな:2,720円、こども:1,350円)にも割引制度があります!
こちらは博物館等の施設だけでなく、市内のお店でも割引が適用されます。お得に仙台観光しちゃいましょう~!
参考:仙台まるごとパス
それでは、仙台市にある博物館(美術館を除く)をご紹介していきます!
仙台市内の博物館・資料館・記念館 40選
仙台の歴史・文化
仙台市博物館※休館中
言わずと知れた「仙台市博物館」。国宝である「慶長遣欧使節関係資料」や国指定文化財の「伊達政宗所用具足・陣羽織」、他にも仙台伊達家からの寄贈資料や仙台藩に関わる歴史・文化・美術工芸資料など約98,000点を収蔵しています。
主な収蔵品はWebサイトでも確認できるので予習しておくのもいいかもしれませんね!
現在は休館中ですが、館外での講座やイベントなども開催。改修工事が終わってリニューアルした博物館に足を運ぶのが楽しみです。
- どこでもパスポート:利用可
- るーぷる仙台:「博物館・国際センター前」下車(一日乗車券の購入特典あり)
仙台市博物館※休館中
住所:〒980-0862 仙台市青葉区川内26番地<仙台城三の丸跡>
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅より徒歩8分
TEL:022-398-4894(仙台市総合コールセンター)
駐車場:あり
休館期間:2021年10月1日(金)~2024年3月31日(日)まで(予定)
仙台市博物館 公式Webサイト
仙台市博物館 公式Twitter
青葉城本丸会館 青葉城資料展示館
仙台城本丸敷地内にある「青葉城本丸会館」内、「青葉城資料展示館」では伊達家・仙台藩・仙台城(青葉城)に関する資料やパネル、模型などを展示しています。
仙台城や城下町をCGで表現したシアター「バーチャル仙台~よみがえる仙台城・城下町」や、専用スコープを覗くと仙台城の360度パノラマ画像を観ることができる「仙台城VRゴー」など、最新技術を駆使して当時の城の様子を体験することができますよ。
- どこでもパスポート:利用不可
- るーぷる仙台:「仙台城跡」下車(一日乗車券の購入特典あり)
青葉城本丸会館 青葉城資料展示館
住所:〒980-0862 仙台市青葉区川内1
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅より徒歩15分
TEL:022-222-0218
開館時間:4月〜10月 9:00〜16:20(受付終了15:50)
11月〜3月 9:00〜15:40(受付終了15:10)
入館料:一般・大学 700円、中高生 500円、小学生 300円
駐車場:あり(青葉城本丸会館駐車場)
青葉場本丸会館 公式Webサイト
仙台城見聞館
「仙台城見聞館」も仙台城本丸敷地内。伊達政宗騎馬像の西側にあります。
仙台藩の儀式や政務を執り行った本丸大広間に関連した展示を中心に、仙台城跡の見どころについてガイダンスしてくれる施設です。
本丸の大広間の50分の1復元模型や、上段の間の床の一部を原寸大で再現した展示が見られるそう。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
- るーぷる仙台:「仙台城跡」下車(一日乗車券の購入特典あり)
仙台城見聞館
住所:〒980-0862 仙台市青葉区川内1-11(仙台城本丸跡・伊達政宗騎馬像西側)
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅より徒歩15分
TEL:022-214-8544(仙台市教育局文化財課)
開館時間:9:00~17:00
休館日:年中無休
入館料:無料
駐車場:あり(青葉城本丸会館駐車場)
仙台市 仙台城見聞館 ページ
仙台市歴史民俗資料館
榴岡公園内にある「仙台市歴史民俗資料館」。旧第四連隊兵舎を利用しており、建物自体が市指定の有形文化財です。仙台を中心に明治時代以降の庶民生活資料を対象に、展示や調査研究をされています。
常設展では「仙台地方の農具と農家のくらし」「仙台 町場のくらし」「旧歩兵第四連隊関連」の3つのテーマで展示が行われています。収蔵している資料はほとんどが市民から寄贈されたものとのこと。よりリアルに昔の人たちの生活を想像することができますね。
昔のおもちゃで遊ぶことができる「体験学習室」もあり、お子さんにも人気なんだとか。
- どこでもパスポート:利用可
仙台市歴史民俗資料館
住所:〒983-0842 仙台市宮城野区五輪一丁目3-7(榴岡公園内)
アクセス:JR仙台駅より徒歩20分
TEL:022-295-3956
開館時間:9:00~16:45 (入館は16:15まで)
入館料:一般・大学生 240円、高校生 180円、小・中 120円
駐車場:あり
仙台市歴史民俗資料館 公式Webサイト
仙台市歴史民俗資料館 公式Twitter
瑞鳳殿資料館
伊達政宗の霊屋(御霊を祀る建物)である「瑞鳳殿」境内にある資料館。瑞鳳殿の施設の一部であった御供所を再建し作られたとのことです。
空襲で焼失した伊達三代の霊屋が再建される際に行われた発掘調査の記録映画が上映されています。その他、副葬品、遺骨のレプリカを元にして復元された三藩主の容貌像を展示・解説しています。
- どこでもパスポート:利用不可
- るーぷる仙台:「瑞鳳殿前」下車(一日乗車券の購入特典あり)
瑞鳳殿資料館
住所:〒980-0814 仙台市青葉区霊屋下23-2
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 大町西公園駅より徒歩15分
TEL:022-262-6250
開館時間:2月1日~11月30日 9:00~16:50(最終入館時間16:30)、12月1日~1月31日 9:00~16:20(最終入館時間16:00)
休館日:12月31日(資料館 1月1日)
入館料:一般・大学生 570円、高校生 410円、小中学生 210円
駐車場:あり
瑞鳳殿 公式Webサイト
瑞鳳殿 公式Instagram
東北学院大学博物館※一般公開停止中
東北学院大学 土樋キャンパスに隣接する「東北学院大学博物館」。大学の活動を社会的に伝えるため、教育・研究成果に関わる資料を収集整理・保管・公開しています。建物面積は約300㎡。
多賀城で出土した土器や民族資料、仙台関係古書や美術・工芸品等を展示。新型コロナウイルスの影響で現在は一般公開を停止していますが、Webサイトで閲覧できる企画展を開催中! 展示資料の図録や広報誌はゼミの学生さんが制作されているそうなのですが、クオリティが高くて驚きました。
- どこでもパスポート:利用不可
東北学院大学博物館※一般公開停止中
住所:〒980-8511 仙台市青葉区土樋一丁目3-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 五橋駅より徒歩5分
TEL:022-264-6920
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:日曜日、祝日・休日、大学の定める休業日
入館料:一般 200円
駐車場:あり
東北学院大学博物館 公式Webサイト
東北学院大学博物館 公式twitter
秋保・里センター
秋保温泉の観光拠点である「秋保・里センター」。イベントやワークショップの開催、足湯やレンタサイクルなどのサービスがある施設です。
常設展示スペースでは町内で活動する工人・作家による伝統こけしやこまなどの作品や、かつて長町と秋保温泉を結んでいた秋保電鉄のジオラマを楽しむことができます。
また、秋保の上ノ原遺跡より出土した県指定の文化財「皮袋形土器」の展示や、ユネスコ無形文化遺産に登録された「秋保の田植踊」についての紹介コーナーも。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
秋保・里センター
住所:〒982-0241 仙台市太白区秋保町湯元字寺田原40番地の7
アクセス:JR仙台駅より車で約30分
TEL:022-304-9151
開館時間:9:00~18:00(12/31~1/3は9:00~17:00)
休館日:年中無休
入館料:無料
駐車場:あり
秋保・里センター 公式Webサイト
史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設
史跡陸奥国分寺跡地内にある「史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設」では、国分寺と国分尼寺の創建からこれまでの歴史を知ることができます。
パネルや発掘調査の出土品の展示を楽しむのもいいですし、当時あった廻廊(廊下)を伝統工法により再現した休息施設「天平廻廊」を観に行くのもいいですね。
「陸奥国分寺薬師堂ガイドボランティア会」が無料で解説してくれるとか。施設にいる時はその場で案内してくれるそうですが、事前予約がおすすめだそうです。地域の歴史や文化を親しむきっかけになりそうですね!
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設
住所:〒984-0047 仙台市若林区木ノ下二丁目5-1
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 薬師堂駅より徒歩5分
TEL:022-214-8893(教育局文化財課)
開館時間:9:00~17:00まで(入館は16:45まで)
休館日:年中無休(ただし施設の保守・点検のため休館する場合あり)
入館料:無料
仙台市 史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設 ページ
鐘崎総本店 笹かま館 七夕ミュージアム
かまぼこで有名な株式会社鐘崎が運営する「鐘崎 笹かま館」は、かまぼこを中心に仙台・宮城の食や文化を満喫できるアミューズメント施設です。笹かま作りや工場見学ができることでも有名ですよね。
そんな笹かま館の中に、日本で初めて七夕飾りを常設展示した「七夕ミュージアム」が併設。七夕まつりの歴史を追いながら、藩政期や明治・大正時代の貴重な七夕飾りを観ることができます。七夕まつりがそんなに昔からあるなんて知りませんでした……!
七夕飾り手づくり体験も開催されているので、気になった方はぜひ予約を!
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
鐘崎 笹かま館 七夕ミュージアム
住所:〒984-0001 仙台市若林区鶴代町6-65
アクセス:JR仙台駅より車で約20分
TEL:022-238-7170
開館時間:9:30~18:00
入館料:無料
駐車場:あり
鐘崎 笹かま館 公式Webサイト
鐘崎 公式Instagram
自然・環境・生きもの
仙台市天文台
「仙台市天文台」では天体だけではなくこの世界すべてを”宇宙”ととらえ、歴史、環境、生命、音楽、芸術などと融合した多彩なプログラムを展開しています。
展示室では「地球」「太陽系」「銀河系」など分野別にエリア分けされ、身近な宇宙から遠くの宇宙へ広がりを体感できるような展示になっています。また、国指定の有形文化財「仙台藩天文学器機」も常設展示されています。
市民貸出し用の望遠鏡と双眼鏡があり、研修会でライセンスを取得すればだれでも天体観測が可能だとか……!
もちろんプラネタリウムも外せません。1日いっぱい楽しむことができそうですね。
- どこでもパスポート:利用可
仙台市天文台
住所:〒989-3123 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32
アクセス:JR仙台駅より車で約30分
TEL:022-391-1300
開館時間:平日・日曜日・祝日 9:00~17:00
土曜日 9:00-21:30 ※展示室は17:00まで
休館日:水曜日・第3火曜日(上記が祝休日の場合はその直後の平日に休館)、年末年始(12月29日~1月3日)※学校長期休業期間中は開館
入館料:一般 610円、高校生 350円、小・中学生 250円(プラネタリウム別)
駐車場:あり
仙台市天文台 公式Webサイト
仙台市天文台 公式Instagram
スリーエム仙台市科学館
台原森林公園内にある「スリーエム仙台市科学館」。家族連れにも大人気のサイエンススポットです。
敷地面積は16,144m²。自然界のしくみを知ることができる「自然史系展示」、科学の不思議に触れることができる「理工系展示」、くらしの中の科学を体験できる「生活系展示」、岩石や樹木を観察できる「屋外展示」の4つのゾーンに分かれています。
実際に参加・体験することで、自然や科学の原理法則を楽しく学ぶことができますね。
- どこでもパスポート:利用可
スリーエム仙台市科学館
住所:〒981-0903仙台市青葉区台原森林公園4番1号
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 旭ヶ丘駅より徒歩5分
TEL:022-276-2201
開館時間:9:00~16:45(ただし入館は16:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合はその翌日)、祝・休日の翌日(土・日曜日・休日・10月の第2月曜の翌日を除く)、年末年始(12月28日~翌年の1月4日まで)、毎月第4木曜日(12月・休日は除く)
入館料:個人 550円、高校生 320円、小中学生 210円
駐車場:あり
スリーエム仙台市科学館 公式Webサイト
八木山動物公園 フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)
「八木山動物公園 フジサキの杜」も言わずと知れたレジャースポット。東西線が開通してからぐっと利用しやすくなりましたよね……!
スマトラトラ、アフリカゾウ、キリン、ホッキョクグマなど人気の希少大型動物を観ることができます。私も以前行ったことがありますが、特にホッキョクグマは大迫力でしたよ~!
観るだけでなくふれあい体験やえさやり体験も実施。お子さんはもちろん、大人も十分楽しめる動物園です。公式twitterでは動物たちの様子やイベント情報も更新されています。
- どこでもパスポート:利用可
八木山動物公園 フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)
住所:〒982-0801 仙台市太白区八木山本町1-43
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 八木山公園駅より徒歩8分
TEL:022-229-0122
開館時間:3月1日から10月31日まで 9:00~16:45(ただし入園は16:00まで)、11月1日から2月末日まで 9:00~16:00(ただし入園は15:00まで)
休館日:月曜(ただし月曜日が祝日や振替休日にあたる場合は、火曜日が休園日)、12月28日から1月4日(ただし1月2日と1月3日10:00~16:00(ただし入園は15:00まで)は正月開園特別イベントとして臨時開園)
入館料:一般 480円、小中学生120円、未就学児 無料
駐車場:あり
八木山動物公園 フジサキの杜 公式Webサイト
八木山動物公園 フジサキの杜 公式Twitter
仙台うみの杜水族館
仙台の水族館と言えば「仙台うみの杜水族館」!
9,900㎡の延床面積に約100基の水槽群を有しています。さまざまなゾーンに分かれていきものたちをわかりやすく紹介しているのが特長。
「世界のうみ」ではオセアニア・ヨーロッパ・アフリカ・アメリカ・アジアといった各地域の生きもののくらしを、「日本のうみ-東北のうみ-」では三陸の海を切り抜いたような巨大水槽や広瀬川の環境をモチーフとした展示を楽しむことができます。
定期的に開催されるイベントも楽しそうなものばかり。行く前にSNSで情報をチェック!
- どこでもパスポート:利用不可
仙台うみの杜水族館
住所:〒983-0013 仙台市宮城野区中野4丁目6番地
アクセス:JR仙石線 中野栄駅より徒歩15分
TEL:022-355-2222
開館時間:8月23日~11月3日 9:00~17:00(17:30)、11月4日~2022年3月18日 10:00~16:30(17:00)
入館料:大人 2,200円、中高生 1,600円、小学生 1,100円、幼児 600円、シニア 1,600円
駐車場:あり
仙台うみの杜水族館 公式Webサイト
仙台うみの杜水族館 公式Instagram
地底の森ミュージアム(富沢遺跡保存館)
富沢駅より徒歩5分で行ける「地底の森ミュージアム」。小学校建設のための事前調査にて、過去の時代の水田跡や旧石器時代の活動跡や森林跡を発掘したことが施設の成り立ちだそう。
樹木やたき火跡をそのままの姿で保存処理し展示している「富沢遺跡保存館」と、発見された樹木などをもとに旧石器時代の植生を復元する野外展示「氷河期の森」があります。
昔の人々がどのように生活していたのか、またどんな植物が自生していたのかを知ることができます。
- どこでもパスポート:利用可
地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館)
住所:〒982-0012 仙台市太白区長町南 4-3-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 富沢駅より徒歩5分
TEL:022-246-9153
開館時間:9:00~16:45(入館は16時15分まで)
休館日:月曜日 (祝日にあたる日は開館)、休日の翌日(土・日曜日・休日にあたる日は開館)、1月~11月の第4木曜日(休日は開館) 年末年始 (12月24日~1月4日)
入館料:一般 460円、高校生 230円、小・中学生 110円
駐車場:あり
地底の森ミュージアム 公式Webサイト
地底の森ミュージアム 公式Facebook
仙台市縄文の森広場
「仙台市縄文の森広場」は、太白区山田の「山田上ノ台遺跡」で発見された縄文時代の集落跡を保存・活用するために作られた施設。
当時の竪穴住居や貯蔵穴などを復元した「縄文ムラ」と、縄文時代の森の様子を復元したり体験活動を兼ねた発掘調査を行ったりする「縄文広場」があります。
縄文時代のくらしを体験できる石器や土器・アクセサリー作りなども開催しています。(新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止中のイベントもあり。詳細はWebサイトをご確認ください)
- どこでもパスポート:利用可
仙台市縄文の森広場
住所:〒982-0815 仙台市太白区山田上ノ台町10番1号
アクセス:宮城交通バス 山田・太白消防前バス停より徒歩5分
TEL:022-307-5665
開館時間:9:00~16:45
休館日:月曜日(休日にあたる日を除く)、休日の翌日(休日または土・日曜日にあたる日を除く)、毎月第4木曜日(休日及び12月を除く)、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:一般 200円、高校生 150円、小・中学生 100円
駐車場:あり
仙台市縄文の森広場 公式Webサイト
仙台市縄文の森広場 公式Facebook
仙台市野草園
太白区茂庭にある「仙台市野草園」では東北地方の代表的な野生植物を保護・展示しています。
高山、どんぐり山、海辺、薬草、アヤメ、ハギ等の区域に分けられ、楽しく、そしてわかりやすく植物についての知識を広げることができます。
毎年秋になると仙台市の花である萩が野山に咲き誇る様子を観察できる「萩まつり」が開催。平成20年に開館した野草館では標本の展示やイベントなども開かれているそう。
季節ごとに違った表情を見せる山々をゆったりお散歩するのもいいですよね。
- どこでもパスポート:利用可
仙台市野草園
住所:〒982-0843 仙台市太白区茂ケ崎2丁目1-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 河原町駅より徒歩10分
TEL:022-222-2324
開園時間:3月20日~11月30日(野草館は12月28日~1月4日を除いて通年開館)9:00~16:45
休園日:開園期間中は無休
入館料:大人240円、小・中学生 60円、未就学児 無料
駐車場:あり
仙台市公園緑地協会 仙台市野草園ページ
仙台市野草園 公式Facebook
仙台市秋保大滝植物園
県内の山地・山麓の草木を中心に約200種、15,000本の植物を植裁展示している「秋保大滝植物園」。たくさんの植物を堪能しながら遊歩道を散策でき、園内には炭焼き小屋やすだれ滝の滝見台もあります。
隣接する「秋保大滝」は国指定記念物。日本三名瀑の一つであり、日本の滝100選にも選ばれています。また、市登録文化財「大滝不動堂」も近く。少し足を伸ばして二口峡谷の方へ進めば国指定文化財の「磐司」や「姉滝」も観ることができますよ!
- どこでもパスポート:利用可
秋保大滝植物園
住所:〒982-0244 仙台市太白区秋保町馬場大滝5
アクセス:JR仙台駅より車で約40分
TEL:022-399-2761
開園時間:4月~11月 9:00~16:30
休園日:開園期間中は無休
入館料:大人 240円、高校・大学生 180円、小・中学生 120円
駐車場:あり
仙台市公園緑地協会 秋保大滝植物園ページ
東北大学植物園※2021年11月より公開再開
東北大学が研究と教育のために設立した「東北大学植物園」。面積はなんと約520,000㎡! 青葉山は伊達政宗が仙台城を築いて以来ほとんど人手が加えられることがなく、美しいモミ林が残っています。それ以外にも学術上貴重なものがたくさん存在することから、青葉山は国指定の文化財(天然記念物)となっています。
園内を散策できるほか、本館展示では標本や冬虫夏草コレクションなども観ることができます。
2021年11月より公開が再開されました。開園状況については公式Webサイトをご確認くださいね。
- どこでもパスポート:利用可
- るーぷる仙台:「青葉山植物園西」下車(本館入口は「博物館・国際センター前」より徒歩10分)
東北大学植物園※2021年11月より公開再開
住所:〒980-0862 仙台市青葉区川内12-2
アクセス:仙台市地下鉄東西線 国際センター駅より徒歩12分
TEL:022-795-6760
開園時間:11月4〜30日の間は10:00〜15:00(16:00までに退園)
開園場所:前庭、ロックガーデン、展示室(青葉山内の園路および青葉山ゲートは閉鎖)
休館日:土日祝
入館料:11月4~30日まで無料
駐車場:あり
東北大学植物園 公式Webサイト
東北大学植物園 公式Facebook
東北大学総合学術博物館(理学部自然史標本館)
東北大学内にある「東北大学総合学術博物館」。大学に蓄積する学術資料標本類を保管管理すると共に、標本を用いた研究を学内外の研究者と共同で行い最新の研究成果を地域社会に広く伝えるための機関です。
特に地球科学分野の標本が展示されており、化石や岩石鉱物、外国の地形図である外邦図や考古資料などがあります。
理学部キャンパス内にある食堂やレストランも利用することができるそう。営業時間はWebサイトをご確認ください。
- どこでもパスポート:利用不可
- るーぷる仙台:「理学部自然史標本館前」下車
東北大学総合学術博物館(理学部自然史標本館)
住所:〒980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉6-3
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 青葉山駅より徒歩3分
TEL:022-795-6767
開館時間:10:00~16:00
休館日: 毎週月曜日休館(月曜日が祝日の場合は祝日明けが休館)、年末年始、お盆時期の数日、電気設備点検日(例年8月の最終日曜日)※日にちが確定次第Webサイトでお知らせ
入館料:大人 150円、小・中学生 80円
駐車場:あり
東北大学総合学術博物館 公式Webサイト
東北大学総合学術博物館 公式Twitter
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
東北大学大学院環境科学研究科棟1Fに、環境を想い未来に一歩踏み出すための施設「せんだい環境学習館 たまきさんサロン」があります。
定期的に開催されているサロン講座では自然科学や工学技術、歴史などと環境のかかわりについて、各分野の専門家から講義を受けることができます。施設内には自然に関する図書やDVDもあり、ひとり3冊まで、2週間貸し出し可能。お子さんでも楽しめるものがたくさんありますよ。
ちなみに、環境という字をひっくり返して「境環(さかいたまき)」と読んだことから「たまきさん」という名前になったそう。
ぜひ家族で自然や環境問題について考えるきっかけのひとつにしてみてください。
- どこでもパスポート:利用可(入場無料)
- るーぷる仙台:「青葉山駅」下車
せんだい環境学習館 たまきさんサロン
住所:〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 青葉山駅より徒歩3分
TEL:022-214-1233
開館時間:平日 10:00~20:30、土日祝 10:00~17:00
休館日:月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)、祝日の翌日、年末年始
入館料:無料
駐車場:あり
せんだい環境学習館 たまきさんサロン 公式Webサイト
文学
仙台文学館
台原森林公園に隣接する「仙台文学館」。初代館長である作家・劇作家の井上ひさし先生をはじめ、仙台市や宮城県にゆかりのある近代文学に関する資料の収集・展示を行なっています。
「ぼのぼの」でおなじみ、仙台在住の漫画家いがらしみきお先生の作品展示や、ぼのぼののキャラクターと写真が撮れるコーナーも。
敷地面積は約63,000m²。自然環境を活かしたユニークな建物の魅力的です。喫茶店やキッズコーナーもありますよ。
- どこでもパスポート:利用可
仙台文学館
住所:〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 八乙女駅より徒歩9分
TEL:022-271-3020
開館時間:9:00~17:00(展示室への入室は16時30分まで)
休館日:月曜日(休日は開館)、休日の翌日(休日は開館)、
1月~11月の第4木曜日(休日は開館)、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:一般 460円、高校生 230円、小・中学生 110円
駐車場:あり
仙台文学館 公式Webサイト
仙台文学館 公式Twitter
晩翠草堂
仙台の詩人として有名な土井晩翠が住んでいた家が大町にある「晩翠草堂」です。
土井晩翠は仙台市北鍛冶町(現木町通)で生まれ、亡くなるまでこの晩翠草堂で過ごしたそう。
数多くの詩を残した土井晩翠。中でも「荒城の月」は代表作です。その後日本全国の校歌を作詞しており、「晩翠先生校歌集」という本が出版されるほど。自分の母校の校歌も、もしかしたら土井晩翠が作詞したものかもしれません……!?
室内には愛用品や写真なども展示・公開されています。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
- るーぷる仙台:「晩翠草堂前」下車
晩翠草堂
住所:〒980-0804 仙台市青葉区大町1-2-2
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 青葉通駅一番町駅より徒歩5分
TEL:022-224-3548
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料
駐車場:なし
仙台市 晩翠草堂ページ
技術・企業
仙台市水道記念館
青葉区熊ケ根にある「仙台市水道記念館」は水道のしくみや歴史、水と森林・環境の関わりなどを学べる施設。
仙台の水道のあゆみを振り返る年表や江戸時代の水道管、水道水が私たちに供給されるしくみなどが展示されています。
見学に行くと中原浄水場の水を詰めたボトルドウォーター「ごくり✦きらり せんだい」や青下第1ダムの「ダムカード」などがもらえるのもちょっとうれしい。
- どこでもパスポート:利用可
仙台市水道記念館
住所:〒989-3432 仙台市青葉区熊ケ根字大原道地内
アクセス:JR仙山線 熊ヶ根駅より徒歩20分
TEL:022-393-2188
開館時間:9:30~16:00
休館日:月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(祝日または土・日を除く)、12月1日~3月31日
入館料:無料
仙台市水道記念館 公式Webサイト
三居沢電気百年館
「三居沢電気百年館」では電気の歴史や発電所を支えてきた広瀬川の豊かな自然を紹介。なんと青葉区荒巻三居沢は日本の水力発電発祥の地でもあり、東北地方で電気の明かりが初めて灯った場所でもあるんです。
明治時代に建設された三居沢発電所の全容を展示や映像で観ることができます。他にも広瀬川や青葉山に生息している生き物の紹介など、自然とエネルギーの関係をわかりやすく説明しています。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
- るーぷる仙台:「交通公園・三居沢水力発電所前」下車
三居沢電気百年館(要予約)
住所:〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字三居沢16
アクセス:JR仙台駅より車で15分
TEL:022-261-5935
開館時間:10:00~16:00
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌日、連休の場合は翌平日)、年末年始
入館料:無料
駐車場:あり
三居沢電気百年館 公式Webサイト
東北大学金属材料研究所 本多記念館※見学休止中
「東北大学金属材料研究所」は日本の国立大学附置研究所の中で最も古い歴史を有する研究所の一つ。2016年になんと100周年を迎えられたそう……! 中でも、研究所の創設者である本多光太郎博士の在職25周年の記念に建設された「本多記念館」は予約制で見学可能なんです。
記念室には本多博士が使用していた実験器具や実験ノート、資料展示室には金属材料研究所が研究開発した「KS 永久磁石鋼」をはじめとする各種の新素材や製品を常時展示しています。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
東北大学金属材料研究所 本多記念館(要予約)※見学休止中
住所:〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 八木山動物公園より徒歩8分
TEL:022-215-2144
開館時間:9:00~16:30
休館日:土日祝
入館料:無料
駐車場:あり
東北大学金属材料研究所 公式Webサイト
西澤記念資料室
光を利用して通信を行う「光通信」。現在当たり前のように普及している技術ですが、東北大学が「光通信発祥の地」なのは知っていますか?
そんな光通信を開発した東北大学名誉教授の西澤潤一先生ゆかりの資料を保存・展示しているのが「西澤記念資料室」。光通信の解説や研究に使われる機器などを見学することができます。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
西澤記念資料室
住所:〒980-8576 仙台市青葉区川内28 東北大学川内キャンパス(入試センター内)
アクセス:仙台市地下鉄東西線 川内駅より徒歩5分
TEL:022-217-4916(財務部 資産管理課)
開館時間:9:00~16:00
休館日:土、日、祝祭日
入館料:無料
駐車場:あり
東北大学 西澤記念資料室ページ
七十七銀行 金融資料館
仙台の地方銀行「七十七銀行」が開設した「金融資料館」では、お金の歴史、七十七銀行の誕生と発展、宮城県や日本の産業・経済などを各ブースに分けて紹介。
入り口にある「大金庫室」の大扉は迫力満点! 実際の銀行の金庫室を再現されているんだとか。
仙台市民の多くが利用する七十七銀行がどのように生まれて発展していったのか。興味がある方はぜひ予約して見学してみてくださいね。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
七十七銀行 金融資料館(要予約)
住所:〒980-8777 仙台市青葉区中央三丁目三番二十号
アクセス:JR仙石線 あおば通駅より徒歩3分
TEL:022-267-1111(営業統轄部 営業企画課)
開館時間:10:00~15:00 ※最終受付時間14:30
休館日:銀行休業日
入館料:無料
七十七銀行 金融資料館 公式Webサイト
乗り物
仙台市電保存館
富沢車両基地内にある「仙台市電保存館」。大正から昭和にかけて仙台の街を走り続けてきた路面電車の姿を未来に伝えるために開館した施設です。
木造四輪単車である1号車(モハI型)、仙台市電では最初の大型車である123号車(モハ100型)などの車両に加え、台車や制御器、モーター部などの部品や乗車券などの関係資料も展示されています。
電車好きの方にはたまらない施設ではないでしょうか……!
- どこでもパスポート:利用不可
仙台市電保存館
住所:〒982-0032 仙台市太白区富沢字中河原2-1 地下鉄富沢車両基地内
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 富沢駅より徒歩15分
TEL:022-244-1267
開館時間:10:00~16:00
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土曜日、日曜日・祝日に当たる場合は開館)、12月28日から翌年1月3日
※冬期間(12月1日から翌年3月19日)は土・日曜日、祝日(日曜日が祝日の場合、翌日も開館)を除き休館
入館料:無料
駐車場:あり
仙台市電保存館 公式Webサイト
東北福祉大学・鉄道交流ステーション※休館中
JR仙山線の東北福祉大前駅のすぐそばにある東北福祉大学のステーションキャンパス館。その中に東北各地の鉄道に関する資料を収集・保存する「鉄道交流ステーション」があります。
展示室と鉄道模型間に分かれています。列車の行き先表示板、ナンバープレートなど、実際に使用された車両部品の他、映像や写真、文献、雑誌・鉄道模型なども展示。
鉄道ファンの方は必見です!
- どこでもパスポート:入場無料
鉄道交流ステーション※休館中
住所:〒981-8523 仙台市青葉区国見1丁目19番1号
アクセス:JR仙山線 東北福祉大前駅より徒歩1分
TEL:022-728-6611
開館時間:展示室 火〜土 10:00〜16:00、鉄道模型館 土曜(展示室開館の期間内) 10:30〜16:00
休館日:日曜、月曜、祝日
入館料:無料
駐車場:あり
鉄道交流ステーション 公式Webサイト
鉄道模型館 公式Instagram
自動車の過去・未来館
東北大学創立100周年記念の一環として開設された「自動車の過去・未来館」。一般公開されています!
展示されているのはクラシックカー2台とエンジン1基。1926年製のT型フォードは日本初のタクシーとして使われていたもの。F1レーシング用エンジンはトヨタ自動車株式会社より寄贈されたものだそうです。レア……!
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
- るーぷる仙台:「青葉山駅」下車
自動車の過去・未来館
住所:〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6 東北大学青葉山東キャンパス内
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 青葉山駅より徒歩15分
TEL:022-795-4043(東北大学機械系広報推進室)
開館時間:8:00~20:00
休館日:年中無休 ※年末年始12/29~1/3を除く
入館料:無料
駐車場:なし
自動車の過去・未来館 公式Webサイト
戦争
英霊顕彰館
郷土出身の英霊を祀っている「宮城縣護國神社」。その境内にある「英霊顕彰館」は英霊の後世に残る人徳を後世に伝えるために建てられました。
明治維新・戊辰戦争からアジアの独立まで戦史を追いながら、遺影・遺書・遺品等を中心に展示されています。
- どこでもパスポート:利用不可
- るーぷる仙台:「仙台城跡」下車
英霊顕彰館
住所:〒980-0862 仙台市青葉区川内1番地
アクセス:JR仙台駅前より車で約10分
TEL:022-223-7255
開館時間:4月~9月 9:00~17:00、10月~3月 9:00~16:00
入館料:高校生まで入館無料
駐車場:あり
英霊顕彰館 公式Webサイト
宮城縣護國神社 公式Instagram
仙台市戦災復興記念館※休館中
「仙台市戦災復興記念館」は、太平洋戦争で起きた仙台空襲と復興事業の記録を保存し、戦争の悲劇を二度と繰り返さないよう後世に伝えるための施設です。
敷地面積は2,444㎡。1階の資料展示室、資料図書コーナーでは戦争による被災都市の記録、体験集などが閲覧できます。
館内の記念ホール、展示ホールや会議室は「市民利用施設予約システム」か施設窓口で利用申し込みが可能です。
- どこでもパスポート:利用可
仙台市戦災復興記念館※休館中
住所:〒980-0804 仙台市青葉区大町2-12-1
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 大町西公園駅より徒歩6分
TEL:022-263-6931
休館期間:2021年7月~2022年11月(予定)
駐車場:あり
仙台市戦災復興記念館 公式Webサイト
震災
せんだい3.11メモリアル交流館
地下鉄東西線荒井駅の中にある「せんだい3.11メモリアル交流館」。展示室、交流スペース、スタジオ、屋上庭園で構成されています。
東日本大震災により被災した土地がかつてどのような場所でどんな被害を受けたのか、そして復興に向けての取り組みなどを紹介。仙台市東部沿岸地域の思い出を中心に描かれた、仙台市在住のイラストレーター・佐藤ジュンコ氏によるイラストマップも。
被災地に訪れるツアーや写真展など、震災の記憶を語り継いでいくためのイベントやワークショップも定期的に開催されています。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
せんだい3.11メモリアル交流館
住所:〒984-0032 仙台市若林区荒井字沓形85-4
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 荒井駅直結
TEL:022-390-9022
開館時間:10:00~17:00
休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)/祝日の翌日(土・日曜日、祝日を除く)/年末年始、臨時休館日
入館料:無料
駐車場:なし(荒井駅周辺に有料駐車場あり)
せんだい3.11メモリアル交流館 公式Webサイト
せんだい3.11メモリアル交流館 公式Facebook
震災遺構 仙台市立荒浜小学校
「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」は防災・減災の意識を高めてもらうことを目的に、東日本大震災で被災した校舎を震災遺構として保存・整備した施設。
被害状況や避難の様子、津波の襲来と救助されるまでの過程などを写真と映像で知ることができます。
屋上に登ると海や荒浜地区全体を見渡すことができるそう。また、小学校から徒歩7分の場所には「仙台市荒浜地区住宅基礎」があり、津波で被災し残された住宅基礎や地形の一部を公開しています。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
震災遺構 仙台市立荒浜小学校
住所:〒984-0033 仙台市若林区荒浜字新堀端32-1
アクセス:JR仙台駅より車で約24分
TEL:022-355-8517
開館時間:9:30~16:00
休館日:月曜日及び第4木曜日(祝日を除く)、年末年始(12/29~1/4)、臨時休館日
入館料:無料
駐車場:あり
仙台市 震災遺構 仙台市立荒浜小学校 ページ
NHK仙台拠点放送局 定禅寺メディアステーション
2018年に錦町から本町に移転したNHK仙台放送局の中にも震災について知ることのできるスペースがあります。
2Fの「定禅寺メディアステーション」では震災のあの日を伝える放送資料や震災伝承施設マップなどが展示。VR映像体験では津波災害をシュミレーションできたり、NHKのキャラクター「どーもくん」がお子さん向けにクイズを出してくれたりと、わかりやすく防災意識を高めてくれます。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
NHK仙台拠点放送局 定禅寺メディアステーション
住所:〒980-8435 仙台市青葉区本町2丁目20-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅より徒歩5分
TEL:022-211-1001(代表)
開館時間:NHK放送局 9:00~18:00、定禅寺メディアステーション 10:00~17:00
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)土曜日は13:00~の場合あり
入館料:無料
NHK仙台拠点放送局 定禅寺メディアステーション ページ
みやぎ生協 東日本大震災学習・資料室
みやぎ生協が運営する「東日本大震災学習・資料室」は泉区八乙女にある文化会館 ウィズの1階にあります。
震災・津波の被害状況等をパネルで展示。シアタールームでは震災時にみやぎ生協が行った取り組みの記録映像を観ることができます。
入り口付近に音声ガイドのスイッチがあるので、ぜひ音声と共にご覧ください。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
みやぎ生協 東日本大震災学習・資料室
住所:〒981-3194 仙台市泉区八乙女4丁目2-2 みやぎ生協 文化会館ウィズ1階
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 八乙女駅より徒歩15分
TEL:022-374-8531
開館時間:10:00~17:00
休館日:土日祝・年末年始
入館料:無料
駐車場:あり
みやぎ生協 東日本大震災学習・資料室 ページ
その他
せんだいメディアテーク
仙台市の情報収集の拠点、「せんだいメディアテーク」。建築家である伊東豊雄氏が設計し、全国的にも有名な建物ですよね。
仙台市民図書館、映像音響ライブラリー、ギャラリーやシアターなどの機能も持つ複合施設。
企画展なども定期的に開催されており、今年度のプロジェクトはWebサイトで確認できるのでぜひチェック!
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
せんだいメディアテーク
住所:〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅より徒歩6分
TEL:022-713-3171
開館時間:せんだいメディアテーク 9:00~22:00、仙台市民図書館・映像音響ライブラリー 9:30~20:00(土曜・日曜・休日は18時まで)
休館日:せんだいメディアテーク 保守点検日(1月から11月までの第4木曜日)、年末年始(12月29日から1月3日)、仙台市民図書館・映像音響ライブラリー 月曜(休日を除く)、休日の翌日、保守点検日(1月から11月までの第4木曜日、ただし休日に当たるときは開館しその翌日が休館)、年末年始(12月28日から1月4日)、特別整理期間
入館料:無料
駐車場:あり
せんだいメディアテーク 公式Webサイト
せんだいメディアテーク 公式twitter
県政広報展示室
皆さん、宮城県庁内に自由に見学できるスポットがあるって知っていましたか……!
宮城県庁18階にある「県政広報展示室」では県の行政の歴史や現状をパノラマやジノラマで展示。宮城の魅力を伝えるDVDの放映や、各被災地の復興に向けた取り組みを知ることができる「東日本大震災復興情報コーナー」なども設置されています。期間毎に企画展も実施され、毎年8,000人以上の方が見学しているとか。
他に、仙台市内を一望できる「展望ホール」も見学可能。事前に予約をすれば警察庁舎や議会庁舎も観ることができるそう。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
- るーぷる仙台:「定禅寺通市役所前」下車
県政広報展示室
住所:〒980-8570 仙台市青葉区本町3丁目8-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅より徒歩3分
TEL:022-211-2285(広報課 調整班)
開館時間:9:30~16:00
休館日:土曜・日曜・祝日・年末年始
入館料:無料
駐車場:あり
宮城県 県庁見学ページ
東北大学史料館
東北大学片平キャンパス内にある「東北大学史料館」。東北大学の歴史に関する資料の保存・公開を目的としています。
一般の方も利用可能。1階の閲覧室では東北大学の学内刊行物や参考文献約10,000冊、また200を超える数の国内大学の大学史および関連文献を観ることができます。
- どこでもパスポート:利用不可(入場無料)
東北大学史料館
住所:〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1-1
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 五橋駅より徒歩10分
TEL:022-217-5040
開館時間:10:00~17:00※12:00~13:00は閲覧室休み
休館日:土日祝日、夏期休業日、年末年始
入館料:無料
駐車場:あり
東北大学史料館 公式Webサイト
東北大学史料館 公式twitter
東北学院史資料センター
東北学院大学 土樋キャンパス内、「東北学院史資料センター」は学校名が「仙台神学校」だった時代から今日に至るまでの大学の歴史と「建学の精神」に関連する資料を収集・保存・展示しています。
創立者である押川方義関係資料や理事会記録など、東北学院大学の歩みを知ることができます。
- どこでもパスポート:利用不可
東北学院史資料センター
住所:〒980-8511 仙台市青葉区土樋一丁目3-1(ラーハウザー記念礼拝堂地階)
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 五橋駅より徒歩5分
TEL:022-264-6538
開館時間:9:00~17:00
休館日:土・日・祝祭日および大学の定める休業日
駐車場:あり
東北学院史資料センター 公式Webサイト
東北学院史資料センター 公式Twitter
いかがでしたか?
仙台市にこんなに博物館があるなんて驚きました……!
歴史や文化についてはもちろん、自分の興味関心のある分野について展示・公開している施設にもぜひ足を運んでみてくださいね。
※本記事に掲載されている内容は2021年10月時点の情報です。
※新型コロナウイルスの影響で開館時間が短縮されている場合があります。実際に訪れる際は、各施設の公式情報をご確認ください。