はじめての仙台の芋煮会@広瀬川! 宮城風と山形風の芋煮の準備から完成までの流れを徹底レポート
全員が芋煮初体験!KURASHITOスタッフで芋煮会をしてきました〜〜!
試行錯誤しながらの芋煮会の模様をお伝えします。
必要なものを揃える!
まずは材料の調達です。
味噌味豚肉の宮城風と醤油味牛肉の山形風、どちらも食べてみたい!ということで二種類の材料を用意。すべてスーパーで揃うシンプルな材料です。
この他に2リットルの水を4本用意しました。
山形風の残りはカレーうどんにして食べるつもりでカレールーとうどんも購入!
今回の芋煮会が終わってからビーフシチューにするという手もあると聞き、次回はそうしようと決意しました……!
道具は鍋以外の調理器具はスタッフで持ち寄り、鍋は材料を購入した西友五橋店でお借りしました。
鍋の借り方(西友五橋店の場合)
・予約可能
・西友五橋店で買い物をすることを条件に無料で貸し出し
・使用する当日に貸し出し
・綺麗に洗って当日中に返却
入り口に芋煮コーナーができており、薪や着火剤も手に入れることができました!
説明をしていただいている間にも鍋を借りていく人がいたり、予約表が結構埋まっていたりして芋煮会の人気に感心……!
小さめの鍋から大きい鍋まで揃っており、小さめの鍋のほうが人気があるように感じました。
今回借りたのは小さめの鍋。決して小さくはないので少人数の芋煮会の場合には注意が必要です。
会場に向かう前に下準備
今回選んだ会場は炊事棟等のない河川敷なので、オフィスで下準備をしてから向かいます。
今回はスピード重視の芋煮会なので、煮えるのに時間がかかる里芋に軽く火を通してから持っていくことにしました。
里芋の下処理
・洗った里芋の皮にぐるっと一周切れ目を入れる
・お皿に乗せ(5個くらい)、水を少しふりかける
・ふんわりラップをかける
・電子レンジ(600W)で5分ほど加熱
・つるんと皮がむけます!
熱々のうちに剥くのがポイントです。写真では素手で剥いていますが、とっても熱いのでふきんを使って剥くのがおすすめです。
火が通り皮も剥きやすくなり良い方法でしたが、やっぱり里芋の下処理はちょっと大変……!
こんにゃくは手でちぎり、ごぼうはささがきに、ねぎやにんじんも切ってジッパー付きのポリ袋へ。
ここまでで2〜3人がかりで1時間ほどかかりました。包丁がもう1本あればもっと早くできたな〜と反省です。
飲み物やレジャーシートなども準備して、忘れ物がないか確認したら出発〜〜!
会場へ移動
会場は広瀬川河川敷の牛越橋周辺に決めました。仙台駅から車で15分ほど。アクセスが良く駐車場もあることから人気の芋煮スポットだそう。
青く示してあるのは仙台市地下鉄東西線 川内駅から牛越緑地の駐車場へのルートです。
牛越橋を通り過ぎ、細い道に入ると右手の緑地に駐車場が見えてきます。
到着〜!
牛越橋緑地の駐車場は広々としており、平日ということもあってかかなり余裕がありました。
芋煮会スタート!
場所を決め、早速準備を始めます。あたりには芋煮会の形跡がいくつか見られました!
ほとんど貸切〜!晴天の芋煮日和でした!
まず、石を積んでかまどを作ります。これが結構難しい……!
河川敷にある石を組み合わせて鍋が安定する土台を作ります。はじめに大きめの石で大まかな形を作り、隙間を小さい石で埋めていくといいようです。このとき、鍋底に当たる火の面積が増えるように、できるだけ薪を平たく置けるようにするのがポイントかな〜と思います。
かまど完成〜!
着火剤を使って火をつけます。着火に時間がかかるのではないかと心配していましたが、意外とすぐにつきました!よかった〜〜。
燃料を購入するとき、薪と炭の両方が売っていて、どちらを買えばいいかわからない!私自身も迷ったので、それぞれの燃料の特徴を調べてみました。
薪と炭の違いって?
・炭
火力の調整がしやすく安定しているため調理向き。
完全に火が入るまで30分〜1時間ほどかかる。
・薪
火力の調整がしづらく調理には向かない。
すぐに火が立ち上り、勢いがあるためキャンプファイヤー向き。
今回は限られた時間での芋煮会だったので、火が入るまでに時間のかかる炭ではなく、着火しやすい薪を選んでみました。
薪を使ってみての感想ですが、着火は早いものの火力の調整が難しく、立ち上る火の見た目のわりには煮立つまでに時間がかかったような印象です。使い勝手やかかった時間など、トータルで見るとやはり調理には炭の方が良かったのかな〜と思いました。
とりあえず水を入れて……。
根菜類から投入〜〜!
蓋をしてしばらく待ちます。
火が通るのを待っている間にみんなで焼きマシュマロをしました!
キンパやははらこ飯の焼きいなりなどもいただきました。おいしかった……!
芋煮が煮えるまでに時間がかかるので、つまめるものを持って行くのがおすすめです。待ち時間に手持ち無沙汰にならないための用意、大事ですね!
湯気が出てきていい感じ!肉も投入〜!
ネギは最後に加えます。
だいたい火が通ったら味付けを。今回宮城風の鍋には出汁入りの液体味噌を使用しました。これを入れるだけで味付けが完了して便利!
山形風も味付けをします。砂糖と醤油のやさしい味に整えます。
山形風芋煮の材料を準備するにあたって参考にしたレシピには出汁は入っていなかったのですが、入れた方がおいしくなったかもしれないな〜〜と思いました。
準備の段階で大体の分量は決めていましたが、実際に作ってみると分量を見ることなく味見をしながら調節していくことに。
なんでも少し多めに準備していくと安心ですね。
ついに……芋煮完成〜〜!
会場に到着してから完成まで、だいたい1時間半ほど。初めてながらも手際よく進めることができたのではないでしょうか。
上が山形風、下が宮城風です。どちらもおいしそう〜〜!
みんなでいただきます!
宮城風と山形風を食べ比べ、どちらの芋煮が好きだったか投票を行ったところ、今回は宮城風の勝利でした。やはり地元の味、強いです……!
もちろん山形風もおいしくいただきました。
材料によっては火の通り方がまちまちのものもあったので、もう少し時間をかけられれば良かったかな〜と思います。
時短を求める方には里芋の他に人参にも火を通してから持っていくことをおすすめします!
芋煮会終了!
楽しんだあとはきちんと片付けをして河川敷を汚さないようにします。
残った芋煮は恐る恐るオフィスに持ち帰りました。車内が芋煮の匂いに……!
鍋は綺麗に洗ってその日のうちに西友五橋店へ返却。
山形風芋煮のその後
翌日のオフィスにて、山形風芋煮をTomoeさんがカレーにしてくれました〜〜!うどんにかけていただきます。
ちょっと和風なカレーになっておいしかったです!
芋煮会をやってみて
人生初の芋煮会。楽しかった〜〜!
今回はサクッと芋煮会でしたが、それでも芋煮会の奥深さが感じられました。反省点を生かしてまたじっくりやりたい……!
全員が芋煮初体験でも、しっかり準備をして行けば大丈夫でした。
経験者がいなくても怖くない!みなさんもぜひこちらの記事も参考にして芋煮会を楽しんでくださいね。