02 働く

【しごと場】暮らすように働く、シェアオフィス 「THE6」

- 2019.11.05
【しごと場】暮らすように働く、シェアオフィス 「THE6」

「暮らすように働く」をコンセプトにした、コワーキングスペース・シェアオフィスの「THE6」。築36年のオフィス併設集合住宅を一棟丸ごとリノベーションし、シェア型複合施設として2016年6月6日にオープンしました。
建物の構造もとても面白く、1階 ENTRANCE、2階TENANT、3階SMALL OFFICE、4〜6階 APARTMENTという6つのフロアがある場所です。


観葉植物や水槽があり、癒しの空間が多いこと、スタッフの皆さんが穏やかで親切なので情報交換に訪れることも多いです。スタッフの皆さんもデザイナーやアーティストなど、個性豊かでおしゃべりも楽しい!
近くには、仙台メディアテークやカフェがあり、気分転換や発想を得るのにぴったり。たまに利用させてもらうのですが、リラックスして仕事ができますよ。


THE6
場所:〒980-0821 宮城県仙台市青葉区
春日町 9-15 THE 6 3F
TEL:022-395-4835

OFFICE TYPE:フリーデスク、スモールオフィス、個人デスク、フリースペース、ミーティングスペース、会議室、カウンター、シェアキッチン
URL:THE6公式ホームページ


場所は地下鉄南北線 勾当台公園駅から徒歩で約10分。メディアテークの前を通り過ぎ、西公園通を右に曲がると、THE6のある建物が見えていきます。THE6がある春日町にはカフェやお弁当屋などの飲食店や、雑貨のお店も多く、楽しめる場所が集まっています。この木目の入り口から階段で3階に上がっていきましょう!


■エントランス


入り口には受付があり、スタッフの方が常駐しています。また、大きなクロークもあるので、コートなどの上着をかけておくことができます。


木のボックスがいくつも並んでいるような室内がおしゃれ!観葉植物もたくさん置かれているので、木のぬくもりを感じるような癒しの空間です。

■フリーデスクとカウンター

広々としたフリーデスク
広々としたフリーデスク

ドロップインで使用できるフリーデスクとカウンター。大きなフリーデスクはたくさん資料を広げて使いたい方にぴったり。各部屋へ行くときに通りかかる場所なので、自然とあいさつをするので、コミュニケーションが生まれる場だと感じました。集中して作業をしたいという方は日当たりの良い、カウンターがおすすめ。

カウンターにもコンセントが常備されています
カウンターにもコンセントが常備されています

■ミーティングスペースとフリースペース

ミーティングスペース
ミーティングスペース

ミーティングスペースとフリースペースは間のパーテーションで区切って使うこともでき、よくここでイベント開催をしています。プロジェクターやホワイトボード、マイクも貸出可能で、定員は約30名程度。イベント以外にもミーティングスペースでフラワーアレンジメント教室をしたりなど、使い方は自由自在なんですね!

フリースペース、右側にももう一つ机とイスがあります
フリースペース、右側にももう一つ机とイスがあります

コワーキングスペースは「フルタイム会員」と「ドロップイン」の2つのプランがあります。フルタイム会員は固定のデスクを持たず、フリーデスクエリアの席を利用できるプラン、ドロップインは使いたい時間に合わせてフリーデスクエリアの席を一次利用するプランです。
固定のデスクを設けられるスモールオフィスと個人デスクがあり、個人デスクは現在満席、スモールオフィスは空きがあるので募集中ということです!

ワークラウンジの料金・内容:https://the6.jp/worklounge/

■複合機とシュレッダー

シュレッダーと複合機
シュレッダーと複合機

複合機はA3、A4のカラー印刷も可能です。カードキーでの利用なので、基本的には固定利用の方向けですが、スタッフの方にお声がけすればドロップインの場合も1枚単位の値段で利用することもできます。シュレッダーは自由に使ってOKです。

■シェアキッチン


シェアキッチンでは、お料理教室やお菓子の試作を行う方が多いそうです。対面式のキッチンがあるシェアオフィスは珍しく、料理の撮影の利用にも便利です。

食器の数や種類も豊富に揃っています
食器の数や種類も豊富に揃っています

イベントでも利用することができるので、今年は夏休みの子供向けイベントとして「タピオカドリンク作り」を開催したのだとか。調理器具や食器も揃っているので、食材を持ち込めば手軽に料理を楽しめるのが嬉しいですね。

■会議室


天井が空いているので完全な防音というわけではありませんが、扉のついた会議室もあります。会議室やシェアキッチンは時間単位で貸し出しになりますので、料金に関してはTHE6へお問い合わせください。

■共有スペース

コーヒーメーカー
コーヒーメーカー

キッチンの横にあるコーヒーメーカーは、1回100円で飲むことができます。他にも大きな冷蔵庫やオーブンレンジもあるので、入居者で共有して使うことができます。

冷蔵庫やオーブンレンジ(一番上は入居者の私物です)
冷蔵庫やオーブンレンジ(一番上は入居者の私物です)

■喫煙所


室内から行ける喫煙所もありますので、スモーカーの方もご安心ください。

■ロッカーと自動販売機


ロッカーは月額での契約で利用が可能。室内に自動販売機も設置されています。

■THE6 BOOKS


本屋さんがプロデュースしているという本棚スペースは、双方の利用者が興味を持ち、お店やTHE6を活用するきっかけになれば、という思いから始めたそう。古書が多く、デザイン本や各地の民話など普段本屋さんでは目にすることがない珍しい本が揃っています。定期的にそれぞれの書店が季節などを考えて、本の入れ替えをしてくれています。


【参加店】
book cafe火星の庭/仙台・古書
書本&cafe magellan(マゼラン)/仙台・古書
古書往来座/東京・古書
古書水の森/仙台・古書
阿武隈書房/福島・古書
ブックギャラリーポポタム/東京・新刊書

■THE6 ギャラリースペース

取材時には仙台在住のグラフィックデザイナー木村良さんの展示が開かれていました
取材時には仙台在住のグラフィックデザイナー木村良さんの展示が開かれていました

大手町にある「ギャラリーターンアラウンド」が壁面をプロデュースするギャラリースペース。約2ヶ月のペースで仙台・宮城のアーティストの作品を中心とした展示を行っており、展示されている作品は購入も可能なんだとか。いろんな方の作品を見ることができるのは刺激になります。

■THE6 MAP


入居されている方やイベントの情報、周辺のお店情報を利用者の方で共有しているそう。出張や旅行で利用される方にも役立ちます。

■ルーフトップ

ウッドデッキは座ったり、寝転んだりとくつろいで過ごせる場所
ウッドデッキは座ったり、寝転んだりとくつろいで過ごせる場所

屋上には広いウッドデッキが!気持ちいい!天気の良い日はここで休憩だけでなく、PCを持っていて仕事をする人もいるそう。ひなたぼっこにもぴったりで、寝転がったら気持ち良さそう。メディアテークも一望できちゃいます。料理の撮影をするため、自然光を使いたい場合もこの場所は活躍します。

メディアテークも眺めることができます
メディアテークも眺めることができます

「仕事」としてのスペースだけでなく、「ギャラリー」などの機能も果たしているところが他のシェアオフィスとは違ったとことではないでしょうか。働くことだけが目的ではなく、ギャラリーや本棚を見に「楽しむ」こともできます。今回は紹介できませんでしたが、4〜6階はフルタイム会員利用権付きのアパートメントがあり、まさに暮らしながら働くことも可能なんです!

アパートメントについて:https://the6.jp/apartment/

■THE6 スタッフ 鈴木杏さんにインタビュー


Q.2016年のオープンから4年目となりましたが、振り返ってみていかがでしたか?

私も途中から運営スタッフをしていたので、運営当初のことは聞いた話なのですが、最初はTHE6を認知してもらう時期だと考え、イベントをたくさん開催していたそうです。広告費を使わずにSNSや口コミで宣伝をし、関心を持ってもらうように考えていたのだと思います。
2年目には1周年記念イベントの開催と同時に、フリーペーパー「P6」の制作・発行を始めました。入居者も様々な職種の人が集まっているので、利用者同士の連携によるビジネスの創出も盛んに行われるようになりました。ここで、商品のロゴやパッケージデザインを手がけ、商品撮影するなど、新しい商品も生まれているんです。
3年目では、この場所がある春日町との地域の繋がりが強くなりました。春日町の町内会のお祭りにブースに出店させていただいたり、町内のマップ制作を行なったりと、住民の方と密接に関わることができて楽しかったです。
今年も無事に、3周年を迎え、記念イベントも3回目の開催となりました。また、イベント「6LABO」の開催はvol.50を達成することができました。

フリーペーパーと春日町のマップ
フリーペーパーと春日町のマップ
3周年記念イベントの様子 br(Facebookより|撮影:Rim-Rim)
3周年記念イベントの様子
(Facebookより|撮影:Rim-Rim)

Q.入居者の方はどんな方がいらっしゃいますか?

ジャンルは様々ですね。フリーランスのクリエイターさんや料理関係、設計士など……年代は30〜40代の方が多いです。フルタイム会員は10,000円から借りることができ、他のシェアオフィスよりもリーズナブルに、気軽に使っていただくことができます。
また、キッチンがあるからかユニークな入居者が集まっているので、入居者同士で刺激を受けることも多いですよ。メディアテークから近いので図書館を利用したい場合は便利なのですが、仙台駅から少し離れているので不便を感じる方もいるかもしれませんね。


Q.どんな人にオススメしたい場所ですか?

創造的な活動(クリエイション)に関心のある方、チャレンジ精神のある方、クリエイションのためのコミュニティを求める方など……とにかく新しいことをやりたいという方に来てほしいですね。
実は、私も元々はここの入居者だったんです。今はTHE6のスタッフをしながらフリーランスで刺繍をはじめとした手仕事の活動をしています。さっきのネイビーのフリーペーパーは、スタッフの桃生さんが書いたイラストを元に私が刺繍で描いているんです。他にも、キッチンでお菓子の試作をしている方は、試作品を入居者の方々に食べてもらって、感想を聞いたりしていますよ。
そんな風に利用者同士のコミュニケーションが発生しやすい環境なので、異分野の方との出会いを楽しんでほしいです。

Q.今後の目標はありますか?

オープンから3年が経過し、入居者数は安定しています。ただ、3年を一つの周期と捉えるなら、新たな入居者となる人材の発掘が必要だと考えています。シェアオフィスのいいところはやはり、入居者同士の交流と化学変化だと思っているので、常に変化し続ける環境を作っていきたいです。イベントやギャラリーの運営を行なっていますが、今後も新しい情報を提供し、刺激を与える方法を模索していきたいです。
また、地域の方々と協力して、町内会のお祭りへの参加やTHE6以外でのイベントを通して、この春日町や付近の地域の価値を高めていけたらいいですね。
最近では、仙台市内でもコワーキングスペース・シェアスペースが増えているので、連携したサービスやイベントなども開催できたらいいな、と思っています。

春日神社のお祭りの出店も手伝ったbr(Facebookより|撮影:Rim-Rim)
春日神社のお祭りの出店も手伝った
(Facebookより|撮影:Rim-Rim)
大人も楽しめる商品を販売し、親子で出店を楽しめる仕組みへbr(Facebookより|撮影:Rim-Rim)
大人も楽しめる商品を販売し、親子で出店を楽しめる仕組みへ
(Facebookより|撮影:Rim-Rim)

写真:opentown 小林啓樹

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