一番町に暮らしに寄り添うお店「FOLKS(フォークス)」がオープン!
クリスマスや冬のボーナス、お世話になった方へのギフトや1年頑張った自分にご褒美……12月はついついお財布の紐が緩んでしまいます(笑)
今回は、一番町の路地裏にオープンしたばかりの雑貨屋「FOLKS(フォークス)」でお買い物を楽しんできました! さっそくお店の様子をご紹介いたします!
アクセス
仙台市地下鉄東西線 青葉通一番町駅 南1出入口から徒歩6分。
オフィスや住宅が並ぶ路地を曲がると淡いオリーブグリーンの外壁が目を惹きます。
一面ガラスの外観は、店内の様子や賑わいがひと目でわかって、取材時も吸い込まれるように多くの人が入店していました!
中央の入口から左手は主に服飾雑貨や生活用品、ワインやお花が陳列されています。
ポートランドの作家さんが作る陶器の花器やマグカップ、インテリアアイテムの他、フレグランスなどのインポート雑貨が多数。お手頃な金額のものから、プレゼントやご褒美に選びたくなるものまで揃っているので目移りしちゃいます……!
今の季節は、手袋やマフラーなどの冬小物も充実。
スタッフさんが丁寧に商品の説明をしてくださるので、購入前から愛着が沸いてしまいます。
こちらのアクセサリーはスケートボードからできています。
カラフルで大振りのアクセサリーは冬のシンプルなニットスタイルにも合わせやすそう!
FOLKSオリジナルのアパレルもかわいい……!
カラフルな色味と、あったかい裏起毛に一目惚れ。色違いで購入しちゃいました!
オリジナルアパレルは今後もデザインを変えながら展開していく予定だそうですよ。
FLORICOのお花も購入可能
雑貨ブースの奥には小さなお花屋さんが。
こちらは一番町の「FLORICO(フロリコ)」とコラボしているブースになっています。
生花やドライフラワー、スワッグなどが購入可能です。店内の花器に合わせてお花を買って帰ることができるので飾るのが楽しみになりますね。
コーヒーやワイン、音楽も生活を彩るアイテムに!
雑貨コーナーの反対側は、レジとテイクアウトドリンクのコーナー。
ワインは好みに合わせて有料の試飲をしてから購入をすることもできます。
今回は、オススメのコーヒーをいただきました!
取材時に提供していたのは「GOODCOFFEE(グッドコーヒー)」のグァテマラ。酸味が穏やかで、苦味も少なく飲みやすいです。
通常は紙カップでの提供ですが、おしゃれなマグカップに淹れていただきました。購入を迷っている方が使うときのイメージになれば幸いです!
店主・和泉さんへインタビュー
FOLKSから徒歩2分に、カフェ「HEY(ヘイ)」も営んでいる和泉さん。FOLKSをオープンした経緯や商品に対する想いを伺いました。
ー 生活雑貨、服飾アイテム、インテリア用品のほかに、お花やレコード、コーヒーやワインなど多岐に渡るお店はあまり見かけませんが、ジャンルは「雑貨屋」で良いのでしょうか?
はい。「ジェネラルストア」という分野になります。私が好きだったポートランドのお店のような雰囲気を目指しています。
そこは、小さなお店なんですが日用品があり、ハムやチーズの切り売りやサンドイッチがあり、コーヒーがある。レジのところにあるショーケースにはカルチャー雑誌が陳列されていて入り口にはお花が売っているんです。
ー コロナ禍で現地への仕入れが制限される中、ポートランドの雑貨類はどのようにセレクトをされたのでしょうか?
現在「HEY」でも取り扱っている作家さんの他、前身でもある「welcome(ウェルカム)」やその前からお付き合いのある人、その他気になるお店やブランドにとにかくメールを送り想いを伝えました。
その中から、私たちの想いに賛同してくださる人のアイテムを店頭に並べることができています。実はまだまだ、出番を待っているアイテムもあるんです!
ぜひ楽しみにしていていただきたいですね。
ー お花やワイン、レコードなど仙台のお店の方がセレクトされている商品もあるんですね! 一つのお店ですが、扉の中にさまざまなお店があるような雰囲気だなと感じました。
そうですね。ポートランドって地元のお店に対してお金を使ったり、ギブアンドテイクをする街だなと感じたんです。日本で大人気の某大手コーヒーチェーンが進出しにくいくらい、地元の小さなコーヒーショップに足を運ぶし、日本ではライバル関係になるような同業者が困った時に助け合いをしている。そんな雰囲気が好きなんです。
ポートランドの雑貨類と同じように、FOLKSで扱う商品について以前から交流のある仙台のお店の人へお声がけをさせていただきました。お花は「FLORICO(フロリコ)」、ワインは「BATONS(バトンズ)」、レコードは「PROSEED(プロシード)」と「Mailman(メールマン)」。それぞれ、FOLKSの思いに共感いただきお店に合うセレクトをお願いしています。
welcome、HEYと飲食店を通して海外の文化を発信してきた私たちにとって、次はより生活に近い部分を発信することが責務だと感じています。FOLKSを通してポートランドの「地元にお金を使う」という価値観にも触れていただければと思います。
ー 「生活に近い部分の発信」というのは、具体的にどのようなことでしょうか。
今回新しい取り組みとしてスタートしたのは「anna magazine(アンナマガジン)」のバックナンバーを読めるようにしたことです。ポートランドや西海岸と聞くとお洒落で近寄り難いイメージを持つ方もいるようですが、実際は結構田舎で文化的。anna magazineはコラムやファッションについても日本語でまとめられていて読み応えバツグンなんです!
コロナが終わったら行ってみたいなとか、そう感じてもらえるだけでも意味があるなと思っています。
ー 「welcome」や「HEY」という店名は、私たちでも馴染みのある英単語だなと思うのですが「FOLKS」はどのような意味の言葉なのでしょうか。
「FOLKS」は大人が子供にカジュアルに呼びかけるような「みんな」というような言葉です。似た英語だと「Everyone」ですね。例えば、「Delicious」が「Yummy」というような感じです。
カジュアルで、フランクな接客ができる、誰でも集える場にすることがお店をオープンするにあたってのコンセプトでした。その中で、響きや覚えやすさを考えて「FOLKS」にしました。人を模したロゴマークはそんな「みんな」から連想して作ったものなんです。
HEYとハシゴしやすい立地になっていますので、それぞれのお店の良さを感じていただけると嬉しいです!
店舗情報
FOLKS(フォークス)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2丁目10-26 旭コーポラスB104
営業時間:平日11:00-19:00
休日10:00-18:00
定休日:火曜日(年末年始休業12/28〜1/3)
公式Instagram