話題を集めている2号店「darestore Coffee & Eatery(デアストア コーヒーアンドイータリー)」に行ってきました!
朝晩の冷え込みがすっかり秋のよう。街中でもホットドリンクのメニューについつい惹かれてしまいます。
今回は2021年12月に「darestore」の2店舗目としてオープンした「darestore Coffee & Eatery」をご紹介いたします。
ランチ、カフェタイムも人気ですが、早朝から美味しいスイーツを食べることができますよ〜!
アクセス
仙台市地下鉄東西線青葉通り一番町駅から徒歩5分。
仙台一番町郵便局がある小道と国分町通りの交差点に店舗があります。
レンガ壁と、大きな窓から見える店内の賑わいに、気になったことがある方も多いのではないでしょうか。
時間帯で感じ方も変わる、毎日足を運びたくなる店内
入居当時のままというコンクリート打ちっぱなしの壁や配管剥き出しの天井はどこか無骨さが残されています。
そんな無骨さを包み込むように、どんと構えるカウンターを中心に店内の什器は木の温もりが生かされていて、性別、年齢問わずに足を踏み入れやすい雰囲気です。
人通りや車通りが多い印象のある立地ですが、窓に面していない席が多く人混みを逃れてホッと一息つけそう。
9:30〜18:30という営業時間内で提供するメニューが変わるのでお客様の利用用途もさまざま。朝の時間帯はおひとりで来店されゆっくり過ごす方が多い印象でした。
座る席によっては、本棚が目の前にあったり、アートが飾ってあったり……。
そんな変化に目を向けると、何度でも、毎日でも足を運びたくなってしまいます!
イタリアンのシェフお手製のスイーツ
darestoreは仙台に3店舗ありますが、ここdarestore Coffee & Eateryはコーヒーだけでなく、食事のメニューに力を入れている店舗です。
厨房ではイタリアン経験を積んだシェフが腕を振るい、ドリンクだけではなくスイーツやランチメニューも大人気!
今回は、営業時間中はどの時間帯でも注文ができるスイーツメニュー「ブディーノ イタリアーノ」と、おすすめのコーヒーを注文しました。
シンプルだけれど、丁寧な盛り付けに感動!
トッピングに使用しているのはマカロンの原型とも言われている、アーモンドプードルをたっぷり使った、「アマレッティ」というイタリアの伝統焼き菓子。
プリンの固さは、しっかり固め!
カスタードプリンの部分は口当たりがなめらかで卵の風味が濃厚。カラメルソースの苦味がしっかりと効いているので、甘さ控えめのちょっぴり大人味。
トッピングのアマレッティも一緒に食べるとナッツの香りとザクザクっと食感のアクセントになって変化が楽しめます!
コーヒーはプリンの甘さを邪魔せず、カラメルソースの苦味とも相性抜群。
華やかな香りと飲み口で、スイーツと食べても口の中がスッキリしますよ〜!
これからの季節はホットドリンクもおすすめ!
肌寒くなってくるこれからの季節は、ホットのラテやカプチーノもおすすめ。
鮮やかに完成するラテアートはいつ見てもうっとりしちゃいますよね。口をつけるのがもったいない……!
店長・八代さんへインタビュー
仙台出身で、オーストラリア、ドイツでのバリスタ経験をもつ店長の八代さん。
darestore Coffee & Eateryの魅力や提供しているメニューについて伺いました。
ーここ数年のコーヒーの流行は「浅煎り」の印象が強く、中でもdarestoreは多くの支持を集めている気がしています。やはり強みは浅煎りコーヒーでしょうか?
darestoreでは、「浅煎り」から「中浅煎り」程度の焙煎度合いで提供しています。
darestoreの言葉で表すならば「コーヒー豆がもつ特徴が一番伸びるポイントを意識して焙煎」したものを提供しています。
ーそうなんですね!「特徴が伸びるポイント」は具体的にどういったところを指すのでしょうか?
深煎りが焙煎を続けることによる焦げによる苦味ということは多くの方がご存知かと思います。一方で酸味が強い”超”浅煎りは豆が生焼け状態のこともあるんです。
深煎りにも浅煎りにも、それぞれの良さがあると思いますが、私たちはお肉やお魚で例えると「しっかり中まで火が通っているけど、焦げてない」というポイントを狙って焙煎をしています。
最後はそのコーヒーの良さを最大限に引き出せるよう、抽出を丁寧に行っています。
ー料理に例えていただくととてもわかりやすいです!
ーdarestoreで購入できるコーヒー豆のパッケージは動物のイラストになっていますが、どのような意図で選ばれた動物なんですか?
コーヒー豆の生産国に住む動物がモチーフになっています。
イラストはオーナーの奥さんがイラストを書き起こしているdarestoreオリジナルです。
ー2022年7月に花京院の店舗がオープンし、現在3つの店舗を営業しているdarestoreですが、それぞれの店舗の特徴を教えていただけますか?
まず当店darestore Coffee & Eateryは名前の通りコーヒーだけでなく食事にも力を注いでいます。
レストランのようにシェフの作る料理を提供できることが魅力です。カフェではない角度からdarestoreをお楽しみいただけます。また、現在他の店舗ではバナナブレッドや焼き菓子のみの提供ですが、ここではブディーノイタリアーノをはじめとした他の店舗にはないスイーツを提供しています。
7月に花京院の店舗をオープンするにあたり、今までロースタリーとしていた一番町の店舗から焙煎機を移動しました。
これをきっかけに一番町の店舗は「darestore ICHIBANCHO」と名称を変えて新たに動き出したところです。
花京院は「darestore Coffee & Roastery」として、焙煎所としての役割と「OF HOTEL(オブホテル)」宿泊者の朝食を提供するという大きな役割を担っています。
コーヒーについてより深く知りたいという人にはロースターがいるのでおすすめです。
もちろん、どの店舗でもスタッフはそれぞれ味の説明やオススメをすることができます! スイーツメニューにはそれぞれ、おすすめのドリンクメニューも掲載していますのでお困りごとの際はお声がけください!
ーそれぞれの店舗に魅力がありますね!
そうですね! そのため、環境に応じて変化している部分もあります。
キッチンの中でも、季節に応じて提供メニューが変わったり、限定メニューが増えたりします。ランチメニューも通常はパスタやリゾットをお出ししていますが、日曜日はパンメニュー。サンドイッチが中心になっているんです。
ぜひそれぞれの時間帯や季節のメニューを感じながらお過ごしいただけたらと思います。
なんとなく好きな味だから飲んでいたコーヒーですが、なぜ美味しく感じるのかをしっかり言語化されたお店の焙煎へのこだわりに「次は何を飲んでみよう」と興味津々。
取材が終わる頃には、ランチタイムに向けて店内は食欲そそるいい香りでいっぱいでお腹もペコペコです。次はランチタイムにシェフのパスタをいただきたい……!
みなさんもご自身に合わせたライフスタイルでお店を利用してみてくださいね。
店舗情報
darestore Coffee & Eatery
仙台市青葉区国分町1-1-11 スズキビル1F
営業時間 9:30-18:30(L.O.18:00)
ランチタイム 11:30-14:30
定休日 不定休
備考 お席の予約不可
公式Instagram