感じて学ぶ、木の室内創造あそび場「感性の森」に行ってきました!
今日はどこに行こうかな? と子供の遊び場を検索するたび気になっていた「感性の森」。
今回、初めて行ってきました!
子供は雨の日も、暑い日も、寒い日もいつだって全力で遊びたい! 天候を気にかけなくてもいい、広い館内施設でたくさん遊んできました。
2歳のたかぼんはもちろん、0歳から小学生、付き添いの大人も五感が磨かれる「感性の森」を写真でご紹介していきます。
周辺情報
感性の森は錦ケ丘ヒルサイドモールの2階にあります。
「本来子どもに備わっている“感性”を引き出し、好奇心を失わずにいるようにするための、あそびの環境」を提供している施設です。
室内にあるので、天候や気温を気にせず遊ぶことができます。
錦ケ丘ヒルサイドモールは青葉区錦ケ丘にある商業施設です。館内には屋内遊園地「Kid’sUS.LAND」、水族館「アクアテラス錦ケ丘」など、家族で楽しめるお店がたくさんありますよ!
レンガ色の外壁が特徴的。お城のような外観で丘の上にあるので、離れたところからも目を引きます。
仙台駅方面から秋保温泉街へ向かう途中にあります。
近隣には仙台市天文台や錦ケ丘中央公園があり、自然豊かな場所です。
アクセス
車で行く場合は、仙台駅から車で約30分。1000台の無料駐車場があります。
仙台駅前・フォーラス前(広瀬通一番町前)の乗り場から、愛子観光バスで行くこともできます。利用する際は時刻表をご確認くださいね。(仙台駅前からの所要時間約24分)
遊んでみよう!
いろんなエリアに分かれていて、様々な角度から子供の知的好奇心が刺激できるよう作られています。
小さなお子さん専用のエリアもあり、子供がそれぞれ自分のペースで遊ぶことができます。
受付のあるエントランス・ゾーンには、木でできた可愛らしいおもちゃが並んでいます。
木のおもちゃにはあたたかみがありますよね。たかぼんも楽しそうに色んなおもちゃを見ていました。
贈り物にも喜ばれそうなグッズがたくさんあります!
靴を脱ぎ、入り口を抜けるとえほんコーナーがあります。
ここには、0歳~小学生向けの様々な絵本や図鑑が並んでいました。
たかぼんは大好きな電車の本を素早く手に取り、自ら着席!
子供が座りやすい高さの椅子で、集中して読むことができました。
子供自身が絵本を選びやすいように表紙が見える置き方をしてくださっているのも嬉しいポイントです。
えほんコーナーの端にあるトンネルを抜けると……
0~2歳児専用のベビー・ゾーンがあります。
ひろびろとしていて、ゆったりすごせそう。
大きなお子さんとはエリアを分け、衝突などの心配がないように工夫されています。
はいはいでおかを登ったり、木玉のあそび場で玉をころがしたり。運動しながら脳の発達を促します。家とは違う環境で刺激がいっぱいありそうです。
ベビー・ゾーンの木玉は、誤飲防止として他のゾーンに比べサイズが大き目になっています。
他にも、遊びのスペシャリストの投票で決まる賞「グッド・トイ」に選ばれた知育玩具、積木や車のおもちゃで遊ぶことができます。
隣に広がるのはフォレスト・ゾーン。
3歳からのエリアとなっていますが、3歳未満のお子さんは、保護者と一緒であれば遊ぶことが可能です。
小学生など大きなお子さんも元気に遊んでいるので、小さなお子さんと一緒に利用される際は注意しつつ楽しく遊びましょう!
たかぼんも広い空間に目を輝かせて、心の赴くままに動きます!
何度も遊んだのは、この「あぜみち」です。
バランスを取りながら、ぐるぐる歩いたり走ったり。
足裏で床をつかんで、しっかり踏みしめています。足腰が強くなりそう!
どっち回りで歩かなくてはいけない、などのルールはありません。
お友達と出会ったときはお互い譲り合いの気持ちを持って遊びます。
日常生活ではどうしても、安全のために大人が決めたルールに縛って「ダメ」と言う機会が多くあります。
たかぼんはまだ2歳。問題が起こる前では「なぜだめか?」がわからないことが多く、説明しても伝わらないことも。
親として、色々チャレンジしたい子供の気持ちにも寄り添いたいし、安全のためのルールも教えたいという気持ちの葛藤がいつもあります。
こうして、自由に遊んで学んでみよう! と、子供が自発的に学習できるように応援してくれる環境はありがたいなと思いました。
「いわば」という名前の付いた、おおきなすべり台も!
感性の森の中で一番の難所。駆け上がったり駆け下りたりすることで身体能力や判断能力が養われるように作られています。
たかぼんは何度も夢中で遊んでいました。大人が登ってもいい運動になる傾斜です。
次は大きな「わたりばし」に挑戦です!
ロープの橋、初挑戦ですができるかな?
意気揚々と階段を上ったものの、最初はまさかの抱っこ!
大人ひとりで歩いても足裏にツボ押しのような刺激があるので、たかぼんを抱っこして歩くのはなかなか応えました……。
たかぼん、ちょっと勇気を出してトライ!!
網目の間から床が見えるのが怖い様子でしたが、足裏でロープをつかむ感覚が分かるとゆっくり歩くことができました。
脚の力、バランス感覚がかなり磨かれそうです。
近くにあった、「いわのぼり」もやってみます!
本人にやる気はありましたが、まだ難しそう。
次に遊びに来た時にはできることが増えていると思うので、何度来ても新鮮な気持ちで楽しめそうです。
他にも、つみきや森のめいろ、木玉ころがしなど手や足、頭も使って遊べる場所がたくさんあります!
狭い場所やうす暗い場所も怖がらず進んでいて、たかぼんのたくましいところも新発見できました。
奥にあるレイク・ゾーンには約30万個の木玉からなるボールプールがあります。
木玉を使ったボールプールは初めてだったので思わず「わぁすごい!」と声を上げてしまうほど感激しました!
レイク・ゾーンは3歳以上が対象ですが、フォレスト・ゾーンと同じく保護者が一緒であれば3歳未満でも遊ぶことができます。
この日もお父さん・お母さんが子供の様子を優しく見守っていましたよ。
木のいい香り。
プラスチックのボールとは異なり、木玉は小さくて固いので体全体に竹ふみをした時のような痛気持ちいい刺激があります。
いろんなサイズがあり、形もまん丸なもの、卵型などさまざま。9つの樹種でつくられた多様性に富んだ木玉が、子供の感性を刺激してくれます。
中央にはたかぼんが大好きなすべり台!
「たかいねぇ!」と、とっても楽しそうなこの笑顔!! 私も幸せ気分に。
こちらのすべり台、実際に滑ってみると、ずぼ! っと結構勢いよく埋まります。木玉がぶつかり合う音が響いて心地いいです。
立ち上がる時には全身に力を入れる必要があるので、しっかり運動にもなりそうです。
今度は、こやへ入ってみます!
たくさんの木があったので、親子でそれぞれ真剣に遊びます。
他に遊んでいたお友達の真似をして楽しそう!
いい表情がたくさん見られたし、いろんな初めての経験をすることができたたかぼん。
「子ども達が本能のままに自由にのびのびとあそぶこと」を大切にされている感性の森で遊んだことで、日常生活でもたかぼんが自分で感じて学ぶことをもっと大切にしてあげたいと思いました。
館内にある遊具は、ぶつかったり転んだりしても大きなけがにつながらないよう丸みを帯びた形になっています。
施設内には、トイレやベビールームもあるので慌てなくても大丈夫。
トイレが遠いと、遊びに夢中の子供をトイレに連れて行くのも一苦労ですが、近くにあると子供自身が「行こう!」と自発的に動きやすいかなと思います。
広くて、個室になっているので落ち着いてオムツ交換できました。
もう帰るの?! とまだまだ遊び足りない様子のたかぼん。
帰り道、手をつないで歩いていたら「楽しかったね!」と、自分から私に感想を言ってくれて成長を感じるとともに、本当に楽しかったのが伝わってきました。
0歳から遊べて、大人にとっても想像以上に面白い場所なのでぜひまた遊びに来たい場所です。今度遊びに来た時にはどんな姿や表情を見ることが出来るかな。
感性の森
宮城県仙台市青葉区錦ケ丘1-3-1錦ケ丘ヒルサイドモール2F
平日 10:00~18:00(最終入場17:00迄)
土日・祝日 10:00~18:30(最終入場17:30迄)
年中無休
感性の森 公式Webサイト
錦ケ丘ヒルサイドモール 公式Webサイト
撮影:はま田 あつ美