注文から届くまでの時間も楽しめる「絵本パック」で笑顔に。一人ひとりにおすすめの本をプロが選びます!
毎月1冊は絵本を増やしてあげたいなと思っていたのですが、おもちゃやお外遊びに時間を割くようになり、最近おさぼりしていた絵本選び。もうすぐ2歳になるたかぼんには、新しい絵本でさらに世界を広げてほしいと思いました!
私が絵本を選ぶときは、ネットの記事で見つけるか、書店で「今人気!」とか「新書」とか、目につくところにある棚から決めがちです。
でも、世の中には星の数ほど絵本があって、日本以外の作家さんや仕掛けのある絵本など……うーん! 選びきれない!!
今回、絵本のプロが選書してくれるサービスがあると聞き、利用してみました。
BOOK WITH CAFE MARY COLINの「絵本パック」は、注文した時からどんな本が届くのかわくわくした時間が過ごせます。届いてからはもちろん、たかぼんの笑顔が見られてとても嬉しかったです。
大人も楽しめる「絵本パック」を写真と一緒にご紹介します。
BOOK WITH CAFE MARY COLINの「絵本パック」とは?
メアリーコリンは宮城野区にある、絵本と飲み物と自家製焼菓子を楽しめる絵本屋さんです。
公共図書館で司書の経験がある阿部理美さんが、自分がいいと思う絵本だけを集めた本屋さんをつくりたいという思いから2017年3月にオープンしました。
あたたかい雰囲気の店内には、色とりどりの本が並びます。
雑貨もたくさんあって、あれもこれも欲しくなるような「かわいい」がギュッと詰まっていました。
お店へ気軽に出かけることが難しい時期に、おうちで楽しい時間を過ごしてほしいという思いから「絵本パック」を始めたとのこと。
今がんばっている子たちへの「気晴らしパック」と、自分への「おたのしみパック」の2種類があります。
そして、好評のため今後も「絵本パック」は継続されるそうです! それぞれ冊数などによって値段が違うので、最新情報や詳細は公式Webサイト、もしくはFacebookをご確認ください。
注文してみた!
今回は2,000円分の「気晴らしパック」と、1,500円分の「おたのしみパック」をお願いしました。
「気晴らしパック」は、予算に応じてすごろくやパズルといった絵本雑貨と、絵本の詰め合わせを送ってくれるというもの。
事前に電話もしくはメールで子供の好きなことや、どんな絵本を持っているかなどをお伝えします。
私は電話にしたのですが、阿部さんとは以前からお友達だったかのように楽しくおしゃべり!
自分の頭の中では「大きくなったなぁ」とか、いとおしく思う我が子のことを、人に話すとその思いが増幅したり、気持ちが整理されたり。短い時間でしたがたくさん笑いました。
優しい阿部さんが選んでくださるのはどんな絵本なのでしょうか……!
「おたのしみパック」では郵送されてきた質問状に答えて、それを見た阿部さんが選書してくれるというものです。
コースは¥1,500コース、¥3,000コース、冊数指定コース(希望冊数により価格が変動)の3種類。今回は1,500円のコースをお願いしました。
気になる質問状の中身は、まさに実際に注文してからの「おたのしみ」。内容はメルヘンでまるで心理テストのようです。この回答から届く絵本やいかに?! 期待が高まります。
気晴らしパックもおたのしみパックも、いつもとは全く違う本の選び方にわくわくして明るい気分。届くのが待ち遠しくなりました。
到着!中身を見てみよう
気晴らしパックはこちら!
かわいいパズルと絵本のセットです。
パッケージがかわいらしい。
どんな本が入っているのかどきどきです。
『くんくん あらら』
作・絵:ジョン・バーニンガム
訳:ほしかわなつこ
出版社:童話館出版
『だんまりこおろぎ』
作:エリック・カール
訳:くどう なおこ
出版社:偕成社
今、いろんな言葉の響きに興味があり、音のなる絵本が好きというお話をしていたからか、この2冊が届きました。たかぼんのことを想像しながら選んでくれたんだなと思うととてもあたたかい気持ちになります。
新書と古書が届きましたが、古書と思えないほどきれいな状態です!
阿部さんが丁寧に選んでくれたことや、本が好きな方なんだなということが伝わってきました。
届いた絵本を二人で読みます。たかぼんも初めての絵本に興味津々。
やさしいタッチの絵に癒されながら二人で読み進めます。
夜寝る前にも、「あたらしい、ほん! よむ!」と、たかぼんからのリクエストがあり、この絵本を読んで寝ました。
絵本を読むことであたらしい言葉を覚えたり、絵本の作者や阿部さんなど私以外の方の感性に触れられるいい機会になるなと感じました。
こちらはおたのしみパック。たかぼんの本よりも大きいサイズです。
私が回答したアンケートをもとに、選んでいただいた絵本はこちらの2冊!
『カングル・ワングルのぼうし』
作:エドワード・リア
絵:ヘレン・オクセンバリー
訳:新倉 俊一
出版社:ほるぷ出版
『ガンピーさんのふなあそび』
作:ジョン・バーニンガム
訳:光吉 夏弥
出版社:ほるぷ出版
どちらも初めて手にした絵本でしたが、最後は心がほわんと優しくなる穏やかな本でした。
絵本を自分のためにはなかなか読まないので、新鮮な時間。
本を誰かに選んでもらえることって特別なことだと私は思うのですが、選んでくれる人が時間をかけて私のことを想像して考えて、その本を手に取ってくれたんだと思うと嬉しくて顔がゆるみます。大切な本が増えました。
本のプロに絵本を選んでもらうというのはとても新鮮! 届くまでの時間も楽しめる素敵な「絵本パック」は大切な人へのプレゼントにも良さそうです。
おうちで過ごす時間は以前よりも増え、これからも気を付けて過ごしていかなければいけない中、新しい世界を見せてくれる絵本の大切さを今回とても感じました。
絵本選びがマンネリ化してしまっている方や、大人の絵本を探している方にもおすすめです。ご自宅で心がゆるむ優しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
BOOK WITH CAFE MARY COLIN
〒983-0803 仙台市宮城野区小田原1丁目9-28
11:00~19:00 ※ラストオーダー18:30 ※時期により営業時間の変更あり
定休日:火・水曜日
http://www.marycolin.com/